新しい共創コミュニティ「駄具道クラブ」の構想

Concept of a new co-creation community "Dagudou Club”

2023-5-23

プロや専門家が考えるモノづくりは行き詰まっているので、多くの企業が一般消費者の要望をネットで吸い上げて商品開発に取り入れています(マス・マーケティング、ファン・マーケティング)。

でも、マス・マーケティングで見出す、多くの人が欲しいものは、結局ありきたりなものになってしまいます。

 

これは、誰もが便利さや役に立つ視点にとらわれるからで、それから距離をとるためには、一見ビジネスと関係がなさそうな、例えば、文化系の発想、哲学や認知心理学や歴史学、進化論、人類学、美学、動物行動学などなどから発想(妄想)すると面白いアイデアが出るのではないでしょうか?また、モノづくりの未経験者の視点、例えば学生とかも期待できるでしょう。

 

そのような発想は一人ではなかなか出て来ないので、共創コミュニティ活動が良さそうです。

新しい共創コミュニティのポイントは、これまでの一方向の共創コミュニティと異なり、クローズドな環境で双方向に自由にアイデアを交換でき、改善できること。そして試作して形にすることと思います。

 

 

具体的なコミュニティ構想として、以下のような形態を考えています。

 

<活動の目的>

 ・活動を通じて、”面白い”アイデアを考える(妄想する)ことを楽しみ、自分にない知識や発想を楽しみ、コミュニケーションを楽しむこと。

 ・基本的に、利益を追求する活動ではありません。(利益を求めるなら、既存のサービスがあります)

 ・しかし、もしアイデアを製品化したいという会員の要望があれば、BeaTOOLが対応いたします。

 

<コミュニティ>

 ・アイデアの知的財産を守るためクローズドな会員制にします。

 

<会員>

 ・コミュニティの考えに賛同する人は誰でも個人で参加できます。

  特にモノづくりに関して”未経験、知識なし、センスなし、自分はど素人”と思っている人を歓迎します。

 ・会員全員が安心して活動出来るように、参加者には互いを尊重し、積極的にコミュニティに参加する熱意が求められます。

 ・そのために、小額の有償制にしたいと思っています。

 

<扱うアイテム>

 ・雑貨、日用品、おもちゃ、楽器、小型の家電など、暮らしの中に見出すもの。

 ・危険なもの、有害なもの、違法なもの、性風俗的なもの、反社会的なもの、他人の知的財産権を犯すもの、国内で作れないものは扱いません。

 ・食品、医療医薬健康関連、大型家電、高額商品、レジャー、エンタメ、安全性審査が厳しいもの(自動車関連)、デジタル機器、大量生産品は扱いません。

 ・コンテンツ商品(書籍、映像、音楽、画像、演芸など)、アプリなどITサービスは扱いません。

 ・ビジネスそのもの、ビジネスモデル、公共サービス、輸出入に関するものなど、個人的活動を超えるものは扱いません。

 

<アイデア交換>

 ・会員が持ち寄った、便利さとは異なる新たな切り口は、どのようなアイデアか?、

 ・そのアイデアは、日常や常識を違った視点で見る、人間として成長できる、長く使って愛着を持てる、などを

  どのように具体化するのか?

 ・その視点・切り口は”面白い”か?、デザインは?機構は?素材は?などについて、

  具体的なアイテムごとに関心のある会員がグループを作って討議します。

 ・モノづくりの側面は、BeaTOOLがアイデアをサポートします。

 ・活動は、基本的にオンラインミーティングです。

 

<試作>

 ・会員が面白いと思ったアイデアをBeaTOOLが試作します。

 ・試作品を会員で討議して、”面白さ”を高めます。

 

<知財>

 ・会員は、コミュニティ内のアイデアを無断で他者に口外したり公開できません。

  アイデアを公開する場合は、会員の同意が必要です。

 ・会員は、コミュニティ内のアイデアを、たとえ自分のアイデアであっても無断で特許などの知的財産の出願はできません。

 ・製品になりそうなアイデアがあれば、会員で協議して特許出願などを検討します。

 ・知財出願と管理はBeaTOOLがサポートします。

 

<製品化、販売>

 ・製品化できそうなアイテムは、BeaTOOLで製品化して、雑貨店 駄具道で販売することが可能です。

 

<利益の分配>

 ・原価・諸費用を差し引いた利益を会員で分配します。

共創コミュニティを実現するために、京都知恵産業創造の森が運営するKOIN(Kyoto Open Innovation Network) のサポートを受けています。

 

従来の共創コミュニティではできないアイデアの共有化と秘匿化を両立する形態を考えました。

この形態は、会員が会員に対して解きたい課題とアイデアを提示して、会員間で改善改良を楽しむことができる、これまでにない新しい形態です。

この形態では、会員のアイデアは基本的にクローズドで、誰がどのようなアイデアを提出したかは会員のみで共有できます。

アイデアの具体化や試作は(場合によっては知財化も)、BeaTOOLがサポートします。製品化された場合、雑貨店 駄具道を通じて販売することが可能です。

この形態は、企業が企業に対して課題解決のアイデアを募集する方法として広く使われます。

この形態では、企業が解決したい課題を提示して、エンジニアやデザイナーなど専門性が高い会員が個別に対策案を提案します。アイデアは基本的にクローズドで、課題募集の企業だけが管理し、誰がどのようなアイデアを提出したか?どのような選考過程なのか?詳細は公開されません。知財と、製品化は課題募集の企業が一元的に管理します。

この形態は、食品や雑貨や化粧品などの企業が消費者に対して製品への要望や新商品のアイデアを募集する方法として広く使われます。

この形態では、一般の個人が要望をネットに公開して、多くの人が共感した要望やアイデアについて、企業が製品化など具体的な対応を検討します。アイデアは基本的にオープンで、誰がどのようなアイデアを提出したか?どのような選考過程なのか?公開されています。従ってそのままのアイデアでは知財を確保することは困難なので、製品化に当たっては必要な製造方法や細かい構成など企業が何らかのアイデアを追加して出願する必要があります。製品化されれば、一定金額が会員に還元される場合が一般的です。(はじめから参加者の知的財産の放棄を求めることも多い)

Since manufacturing as conceived by professionals and experts has reached a dead end, many companies are using the Internet to gather requests from ordinary consumers and incorporate them into product development (mass marketing and fan marketing).

However, what most people want, as found in mass marketing, is ultimately a commonplace product.

 

This is because everyone is caught up in convenience and usefulness, and in order to distance oneself from this, one might come up with interesting ideas that seem unrelated to business, such as ideas from cultural studies, philosophy, cognitive psychology, history, evolution, anthropology, aesthetics, animal behavior, etc. (delusion).

We can also expect perspectives from people with no experience in manufacturing, such as students.

 

Such ideas are difficult to come up with alone, so co-creation community activities seem to be a good idea.

Unlike the one-way co-creation communities of the past, the point of a new co-creation community is that ideas can be freely exchanged and improved in a closed environment in both directions. Also, to create prototypes and give those ideas shape.

 

<Objective of the activity>

The purpose is to have fun thinking about ideas (fantasizing), to learn from each other, and to enjoy communication through activities.

共創コミュニティに興味がある方は、気軽に問合わせください。


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